CHAPTER 03
3つの力学軸と8基本型
第3章 体系の構造 —— 3つの力学軸
軸1:振幅(Amplitude)—— 揺れの大きさ
状態がベースラインからどれだけ大きく離れるか。
- 低振幅(穏):良い日も悪い日も差が小さい。安定しているが、熱狂もしにくい。
- 高振幅(烈):絶好調と絶不調の落差が大きい。爆発力があるが、消耗も大きい。
※ 高振幅は「不安定な性格」という意味ではない。晴れの日の出力が非常に高い、という意味でもある。
軸2:復元速度(Recovery)—— 晴れ間の戻り方
ベースラインから外れたあと、戻るまでの速さ。
- 速復元(疾):嫌なことがあっても一晩で切り替わる。引きずらない。
- 遅復元(続):状態が長く持続する。落ち込みも長いが、情熱・集中も長く続く。
※ 遅復元は弱点ではない。「一度火がつくと消えない」持続力の裏面である。
軸3:感応度(Coupling)—— 変化の源泉
状態変化のトリガーが内側にあるか、外側にあるか。
- 内因型(自):環境が同じでも、内側のリズムで状態が変わる。周囲に流されにくいが、周囲とズレやすい。
- 外因型(応):場の空気、相手の機嫌、環境の変化に敏感に同調する。適応力が高いが、環境に運命を握られやすい。
3軸 × 2水準 = 8つの「基本気候型」
| 型名 | 振幅 | 復元 | 感応 | ひとことで |
|---|---|---|---|---|
| 大陸型 | 穏 | 疾 | 自 | 常に安定した晴天。動じず、引きずらず、流されない |
| 海洋型 | 穏 | 疾 | 応 | 穏やかに周囲と同調する温和な気候。場を和らげる |
| 高原型 | 穏 | 続 | 自 | 静かで一定。一度決めた温度を長く保つ |
| 湖水型 | 穏 | 続 | 応 | 環境をゆっくり吸収し、長く映し続ける鏡のような水面 |
| 雷雨型 | 烈 | 疾 | 自 | 内側から突然の雷雨、そして急速な快晴。瞬発の人 |
| スコール型 | 烈 | 疾 | 応 | 外部刺激に大きく反応し、すぐ晴れる。感情のライブ感 |
| 火山型 | 烈 | 続 | 自 | 内側で長くエネルギーを溜め、大きく噴き、長く燃える |
| 季節風型 | 烈 | 続 | 応 | 環境の大きな変化に深く長く影響される。移行期に揺れる |
各型の詳細は types/ を参照。