CHAPTER 02
性格は「気候」である
第2章 中心思想 —— 性格は「点」ではなく「気候」である
2-1. 天気と気候のアナロジー
- 天気(Weather) = 今この瞬間の状態。機嫌、集中度、社交性。刻々と変わる。
- 気候(Climate) = 天気の変わり方のパターン。どれくらい荒れるか、どれくらい早く晴れるか、何に反応して崩れるか。
東京とロンドンは「今日の気温」が同じ日もあるが、気候はまったく違う。同様に、2人の人間が「今日は同じくらい社交的」でも、その状態への入り方・出方・持続時間は全然違う。
2-2. 気候性格論の定義
性格とは、状態そのものではなく、状態の変化のしかた(力学)である。
したがってこの体系は「あなたは外向的ですか?」とは聞かない。代わりにこう問う。
- あなたの状態は、どれくらい大きく振れるか
- 崩れたあと、どれくらい早く元に戻るか
- その変化は、内側から起きるか、外側(環境・他者)から起きるか